たまりば

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Posted by たまりば運営事務局 at

暑中お見舞い申し上げます

2021年08月03日


 いつの間にか蟬しぐれの季節になっていたことに気がついた今日この頃です。

 お元気でお過ごしでしょうか?



 マスク生活が長くなってきているせいなのか、季節に鈍感になっているような
気がしてなりません。

 春の訪れは鶯の鳴き声だけではなく、桜の開花でもなく、花屋の店先にずらり
並ぶ黄色い花たちでもなく、2月の終わり、まだ冷たい空気の中をさらりと流れる
風の匂いを感じる瞬間です。
 梅雨の楽しみは、雨の夜、坂の上から降りてくるムン、とした濃密な圧迫感ある
空気を掻き泳ぎながら歩くことです。

 演奏の際、未だに国分寺市はマスク着用が義務づけられています。
奏者が演奏の中を泳ぐ自由がなければその力が半減してしまうことをきっと市は
知らないことになっているのだと思います。


 ある意味、羨ましい気持ちでオリンピックで活躍する選手たちを見ています。
運動中にマスクはつけていないので。

 コロナのことになると恨み節が出てきてしまうのでここまでにしましょう。
ワクチンは1回目、終わりました。就寝中に37.3分、翌日仕事中は頭の重さ。
当然腕の筋肉痛。二回目はきっともっと熱も上がるでしょうね。

 マスク無しでスッキリとお会いしたいものですね。もうしばらく我慢しましょうか。


 ワンポイントアドバイス

 オリンピックを見ていると、にこやかに入場してきた選手が各々のポーズで
サービスをした次の瞬間からすーっと自分の世界に入っていく、集中力、
というのか、その目と表情に見とれています。

 演奏の際、人を引き込むのは演奏そのものだけではなく、集中力のある
表情、にもあるのかもしれません。

 私はその力を養うために、外を歩く時まず人の目を見ないことから始めました。
目を見るとキャッチする情報が一気に押し寄せるので、厄介なのです。

 弾く曲に自分のストーリーをつけて、それを盛り上げていくような
メロディをつけていく、そんなことをします。

 演奏中は聴く人の目を見ません。先ほど書いた理由もありますけど、
見られる方にとってみれば、どぎまぎしてしまうし、ステージの上から
見下ろされてなんだか落ち着きません。傍目で見ていても、お客さんの
顔を睥睨しているような態度に見えるので好ましいとは私は思いません。

 好きな曲を弾く、シンプルに楽しみたいのは誰でも同じですが、
人前で弾くことが決まれば、長い月日をかけて準備するのも
あり、なのかなと思っています。



 ワクチン接種翌日の重い頭は、なぜかレッスン中はどこにも存在しません
でした。弾き終えると襲ってきましたが。
 本当に不思議な力を持つものですね。楽器って。

 、もしかしたら集中力なのかな?



 






  


  • Posted by みのり at 19:24