たまりば

音楽・バンド 音楽・バンド国分寺市 国分寺市

久しぶりに

2021年05月04日

久しぶりに
 昨秋のコンサート風景です。面白いアングルですね。


 相変わらず、連休とは無縁の生活を送っております。
こんなご時世ですが、それでもなんとなく緩い世間の雰囲気を
感じているのか、気持ちが多少は楽なので久しぶりにパソコンに
向かっております。

 5/23(日曜)に予定している第11回二胡発表会に向けての
リハーサルは無事に終わり、いつもより増してググッと成長を
遂げる皆さんのエネルギーに負けずに頑張っている最中です。

 やはり自粛する方も多いですが、その方の気持ちもよく
わかっています。
 落ち込む必要なく、自分のペースを守ってくださいね。

 細く、長く、自分らしく。

 途中で一休みもふた休みもしながら、またふわり、と舞い込んで
くださいね。いつでも待っております。

 

 パソコンをいじっていたら、10年前に録音した自分の二胡の音が
出てきました。
 これから何を弾いていけば良いのか、模索していた時代のものです。
綺麗な旋律の地方の子守唄でした。どこで採譜したのか考えていたら
思い至ることがありました。

 当時、三味線教室のお師匠さんだった母が歌っていたものでした。
私は名取でしかありませんが、お師匠さんになって人に教えるためには
相当量の民謡を歌い、弾けないといけないのです。

 小さい時からピアノに合わせて合唱したり、ギターの弾き語りを
趣味にしてきた私にとって、三味線を弾きながらちょっとずつずらして
歌う民謡、はとても難しいものでした。他にも理由がありますが、
早々に三味線道を断念した、という経緯があります。

 母も好きで三味線の道に入ったわけではなく、祖母の跡を継ぐという
使命があったようです。
 私以上に音楽や芸術を愛し、地域でサークルや会を立ち上げ、発表の場を
企画し集客し開催してきた母です。

 透明感のある歌声でこの曲を歌っていた母を思い出しました。
良き相棒である父を亡くしてからどんどん小さくなる母ですが、
最近はようやく父の話題を出して笑い合えるまで、元気になって
きました。

 この録音を聴かせて、また一層元気を取り戻してもらおうかしら。
もっといろんな曲を知ってるはず。何か歌ってもらおうっと。

 


  • Posted by みのり at 10:01

    削除
    久しぶりに