たまりば

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赤とんぼの季節になりました

2019年10月16日


 しばらくぶりの投稿です。

 台風が相次ぎ、今なお被災された方々はご不便な日々と思います。
心よりお見舞い申し上げます。どうか復旧が早く進み、いつも通りの日常に
戻れますよう、心よりお祈りしております。

 この八月三十日に、父・村野政則が永眠しましたこと、お知らせ致します。
たくさんの身内に見守られながら永遠の旅に出ました。

 二年前に私が企画した国立コートギャラリーでの個展では、
それはそれはたくさんの皆さんに父の絵を見て頂いたことや、
そんな皆さんの前で父がご挨拶申し上げることができたこと、
日本画について多くの方々にレクチャーできたこと等々、
病気が進む中でのことではありましたが、
それはそれは生き生きとした姿を見て頂きました。

 改めてお越し頂いたお客様に御礼申しあげます。

 ありがとうございました。

 企画した当初は、父はずいぶんと悩んだようですが、私は娘ながらも
父の描く絵がとてもほっこりと素直で、品があるように思えたので、
絶対に、人に見せて下さい。
 と、ずいぶん、ぐいぐいと背中を押しまくりました。

 なんだか、今やらなくてどうする!もう後が無い!!という
切羽詰まった思いもあり、敢行してしまいました。
 周りには随分ご迷惑をおかけしたと今では反省しております。

 でも、父が学生時代のお友達がたくさん来て下さった時は
なんとも嬉しそうな父でした。
 ああ、良かった、と私は幸せな気持ちで一杯でした。

 小さなお子様にも喜んで筆を持たせて実際に紙に絵を描かせたりして
いた父は、強面なのにとても優しい目をしていました。

 私の生徒さんたちが会期中にニ胡をBGMとして弾きに来て下さったことも
喜んでおりました。
 
 日本画というのはとても大きくて重いのですが、搬入から搬出、
飾り付けや受付、お茶当番から何からなにまで全部、生徒さんたち総出で
お手伝い頂きました。
 私から、父に代わってちゃんとお礼を言いなさいね、と何度も繰り返し
言われていました。本当にあのときのご恩は忘れません。
 ありがとうございました。


 最初の危篤の日、慌てて病院へ走る私の後ろから、大きな犬が一緒に
走る息づかいがして、振り返ると何も誰もいなかったことがありました。

 ラプラドルレトリバーを何頭も飼っていたこともあったので、

 あ、お迎えが来てしまったな。でもお迎えがあるんだ〜!

 などと、驚きましたが全然恐くはなかったです。

 

  父が本当にいなくなってしまったという事実に向かい合いたく
 ないまま、49日が過ぎ、納骨式も済んでしまいました。

  これからは思い出と共に生きてゆくのかな、よくわかりません。
 最期の時のことも思い出したくありません。

  親子ですから取り立てて温かい言葉を交し合ったりということは
 ありませんでしたが、私から生前の父へ二つのメッセージを
 伝え、その時の父の満足した笑顔があるので、親孝行はできた、と
 思うしかありません。

  お知らせするだけにしようと思ったのに、ずらずらと長くなって
 しまいました。


  これからだんだん寒くなりますね。どうぞご自愛下さいませ。


  ニ胡的には普段通り、演奏もこなしておりますし、レッスンも
 通常通り行なっております。

  あ、母はちょっと痩せましたが、可愛い子猫ちゃんが舞い込んできた
 こともあり、元気回復しつつあります。

  ではまた、さぼりながらもまたブログしまーす。


  • Posted by みのり at 00:12

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